浮世絵風
2日連続でポーズクロッキーの方がイマイチ上手くいかなったので
昔描いた歌川広重の謎多き浮世絵「東海道五十三次 蒲原」の模写を使って息抜きに描いてみました。
模写の部分も、シニカルとテレジアの部分もペンと透明水彩で描いています。
(ペンはGペン等の付けペンではなく、コピックマルチライナーです)
透明水彩は発色が綺麗で良いですね、修正も出来ず勢いで描くので描写時間も早くなります。
シニカルの刀の差し方が逆だったりしますが、気にしないで下さい。
あまり考えないで描いていたので、描き終わった後に違和感に気付き、ハッ!?としました。
私にはよくある事です。
違和感と言えば、第二章サブストーリーの「児戯に類する、無価値の価値」で
神社に鐘があり、ストーリーの最後に鐘の音も聞こえるのですが、あちらはミスではありません。
古い神社の話と言う流れで、明治以前の神仏習合の名残としています。
誰も気にしない所とは思いますが、気にする人は気になるかも知れません。
サント・マリーの肩書である「触穢」についても、古代日本由来の神道用語で
思い切り海外系なあの外見で?と思われるかも知れませんが、
それについては一応は現代ファンタジーですし、
細かい事は気にせず色々とごちゃ混ぜしても良いかとテキトウな感じで考えています。
以下はいつもの、インクとペンでのポーズクロッキーです。
何かと迷走中。
数百枚描いて、苦手意識がなくなるのは3000枚ぐらい描き終えてからかなと
曖昧な予測が立ちました。1~2年単位でゆっくりとですね。
クロッキーだけに集中すれば4ヶ月ぐらいでいけそうな枚数ですが
片手間にやるとなると時間のかかる絶妙な枚数。
Mascheraは何らかの形で物語として完成させるつもりですが
試したい事が沢山あるので随分と時間はかかりそうです。
ツールも媒体も変わるかも知れませんし、忘れた頃にポッと出て来るかも知れません。
一先ず忘れておいて下さい。
何かの拍子に続きが出た際により楽しめます。
ゲームとして公開する際に非常に迷った事があります。
ストーリーが途中なので仕方ないとは若干思ってはいるのですが、
2章の終わり方(主人公サイドに漂う敗北感)のせいで
ここで一区切り入れてしまうと、余りにも救いがありません。
物語としてはこれでは駄目なので、続きを作りたい気持ちは非常に強いです。
何もしていないという訳ではなく、水面下で何かと試し、準備はしています。
ただ量が量なので、表に見えてくる時期が何時になるのかの目処が立ちません。
自分ではフルマラソンを100mのペースで駆け抜けている気分なのですが
特に表に伝わるものでもないので、周囲からだと凄くゆっくりとしているように見えるんだろうなと想像。
創作物だけに留まらない話ですが、
出力されたもの(作品)だけ見るとサラっと出来ているように思えますが
その実、とてつもない苦悩の果てに出来上がっていたりします。
その逆もあるにはあるんですが。
(考えなしで気の向くままに感覚的にサラッと描いたものが、周囲に妙に深く考察されたり)
展覧会の合評等で、妙に奥深く難しく考えられると
描いた本人としては「あ、はい……そうかも、知れない」としか言えなくなります。
知れない!